わたし、先生になる! ~鯖江女子師範学校での学び~ (福井県教育博物館HPから引用)
昨年、福井大学附属図書館で、鯖江女子師範生の一生を描いた双六掛図が見つかりました。そこから当時の生徒たちの学びの様子が浮かび上がってきました。
1928(昭和3)年に開校した「鯖江女子師範学校」。生徒たちは、寄宿舎で日夜生活を共にしながら、教員を目指し学びを重ねていました。時には定期試験の勉強で大変な思いをし、時には海水浴や登山といった行事を楽しんでいました。時代は違うものの、現代の学生たちと変わらない印象を受けます。
鯖江女子師範学校は、終戦後、1951(昭和26)年に最後の卒業生を送り出し閉校しました。それから70年を経た現在、その生徒たちの学びを、私たちはほとんど知ることはできません。
今回の特別展では、学級日記や写真などの貴重な資料を通して、鯖江女子師範学校での学びや学校生活の様子を紹介します。